スポーツウォッチ
GARMIN (ガーミン)FORERUNNER610 (北米英語表示板・日本語版商品名:ForAthlete610)[並行輸入品]
- 出版社/メーカー: GARMIN(ガーミン)
- メディア: Wireless Phone Accessory
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ずっと欲しかったGarminのForerunner 610を買ってしまいました。日本語版のForeAthlete 610は高いので、並行輸入品で。昨年買ったルンバも並行輸入品です。海外旅行とか行かないので、円高のメリットを享受するのは家電や文具ぐらいのものです。
携帯電話(いわゆるガラケー)やスマートフォンでもGPSとアプリを利用して同じようなことはできますし、私も以前は携帯のアプリを利用していたのですが、長時間のジョギング(5時間ぐらい)だとバッテリーがもたなかったり、機能的にイマイチだったりで、やはり専用の時計がほしいなあと考えていたところでした。
ということで今日は早速Forerunner 610+心拍計を着けてジョギングしてきました。一応普段からジョギングはしていますが、やっぱりラップタイムやら心拍数やらがリアルタイムで分かるとテンションが上ります。膝痛を抱えているので、普段はスロージョギングでペースを上げないように気をつけているのですが、それでも今日は尻上がりにペースを上げてしまいました。それでも全体的には超スローペースですが。
続・ビーチボーイズ
ビーチボーイズのライブが終わった余韻を楽しんでいたところですが、他地域のセットリストを初めて見て少しびっくりしました。アメリカのツアーでは「Marcella」も「Wendy」も「Be True to Your School」も「Add Some Music to Your Day」も「California Saga: California」も演奏してたらしいですね。羨ましい…。ちなみに大阪公演では「All Summer Long」が聴けたとか。羨ましい…。
羨んでばかりいても仕方がないので、今日はビーチボーイズのアルバムをデビューから順に聴き返していました。せっかくなので、個人的なお気に入り度(★〜★★★★★)とあわせてコメントしてみました。★は個人的なお気に入り度なので、客観的な評価とは一切無縁です。
- Surfin' Safari 〜 Beach Boys' Party! ★★★★★
- 文句なし!
- Pet Sounds ★★★★★
- 名盤。
- Smiley Smile ★★★★
- 『SMiLE』とはまた色合いは違いますが、狂気と紙一重の美しさ。
- Wild Honey ★★★★
- ヴォーカリストとしてのカールの頑張りも大きいですが、このアルバムから『20/20』に至るまで、気の抜けたブライアンが世間の評価を気にせず書く曲のナチュラルな魅力が一層アルバムを引き立てています。「Darlin'」はもちろん「Aren't You Glad」はビーチボーイズでも十指に数えたくなる名曲ですし、スティーヴィー・ワンダーのカバーもよくできていると思います。
- Friends ★★★★★
- 名盤すぎです。ブライアンは良い曲ばかり書きますし(特に「Passing By」「Anna Lee, the Healer」「Busy Doin' Nothin'」あたり)、デニスの2曲も良い味を出しています。特に「Little Bird」は、ブライアンの助力もあったのでしょうが、たった2分程度の曲でめくるめくような世界を表現しています。
- 20/20 ★★★★
- アルバムとしての統一感はあまりないですが、高いレベルで曲は粒揃い。
- Sunflower ★★★★★
- 名盤。
- Surf's Up ★★★
- 悪くはないんだけど勿体ないアルバムという感じがします。好きな曲は結構ありますが、アルバムにいまいちまとまりがなくてあまり通して聴きません。「Disney Girl」は『Sunflower』に入っていたほうが良かったのでは。「Long Promised Road」は名曲。
- Carl and the Passions "So Tough" ★★★★
- Holland ★★★★
- アルバム全体の雰囲気も渋く、落ち着きがあって、時々思い出したように聴きたくなります。カールの書いた物語調の「Trader」がハイライトだとは思いますが、この曲以外も良い曲ばかりです。
- 15 Big Ones ★★
- 「Had To Phone Ya」を聴けば充分。「Rock and Roll Music」はヒットしましたが、別に大したものではありません。カバーも微妙なできのものが多く、まともに聴けるのは「Talk to Me」ぐらいのものです。
- Love You ★★★★
- レコードのB面にあたる部分は本当に素晴らしいです。「Airplane」は名曲。A面にも随所に良い曲があります。『15 Big Ones』の続編みたいな曲もありますが。
- M.I.U. Album ★★★
- 「Sweet Sunday Kinda Love」と「Match Point of Our Love」を聴くためのアルバム。おまけでデニスの「My Diane」も。いや、でも「Sweet Sunday Kinda Love」と「Match Point of Our Love」が聴けるだけで本当に充分だと思います。
- L.A. ★★★★
- なんだかんだで良いアルバムだと思います。「Lady Lynda」は好みの分かれるところだと思いますが、デニスの「Love Surrounds Me」「Baby Blue」、カールの「Full Sail」「Goin' South」、それにバンドのハーモニーが聴ける「Good Timin'」あたりはたまに聴き返したくなります。
- Keepin' the Summer Alive ★★★
- 『M.I.U.』も『L.A.』もそうでしたが、このアルバムも良い曲とくだらない曲の落差が激しいです。でも「Oh Darlin'」(ビートルズのカバーではない)は名曲。「Livin' with a Heartache」や「When Girls Get Together」も好きな曲です。後者は『Sunflower』の頃に録音されていた曲。
- The Beach Boys ★★
- 「Getcha Back」のためだけにあるアルバム。それでも2曲めから「Maybe I Don't Know」までは聴けますが、それ以降は退屈。
- Still Cruisin' ★★★★
- 「Kokomo」収録。「Kokomo」以外のタイトル曲や「Somewhere Near Japan」、「Make It Big」なんかも悪くないです。私が買った2枚めのビーチボーイズのアルバム(1枚めは『Endless Summer』、3枚めは『Pet Sounds』)なので思い入れもあるのかもしれません。
- Summer in Paradise ★★★
- 「Getcha Back」や「Kokomo」を水で薄めてアルバムに引き伸ばしたという感じですが、これはこれで悪くはないです。『The Beach Boys』みたいなアルバムを作るならこれぐらい割り切ってもらったほうが良いぐらいです。このアルバムを認めるかどうかは、ビールに対する発泡酒や第三のビールを認めるかという問題に近いような難しさがあります(大げさすぎ?)。
- Stars and Stripes Vol. 1 ???
- ほとんど聴いていないのでなんとも。
- That's Why God Made the Radio ★★★★
- ビーチボーイズは素晴らしい!
■
16:15ぎりぎりの到着。暑い。とりあえずビール飲みたい。
アリーナ席ビール禁止つらい…
ビーチボーイズ公演
帰路はしんどかったですがライブは最高でした。まさか「All This Is That」まで聴けてしまうとは…。マイク・ラブの変な踊りを生で見られたことは一生の自慢になりそうです。ブライアンはいつもどおり。アルはスタジオアルバムだけかと思ったらライブまで若々しい声全開。隣りに座った人と話をしたら、その人はなんと50年近く前の来日公演も見に行かれたそうで、何にしてもビーチボーイズを聴けば皆幸せになれるのだと感じた一日でした。
ちなみに、前座で出てたアメリカ。単独公演だと見に行こうかという気にはならないけど、前座で聴けるとすごいお得感があります。「Ventura Highway」が一番好きなのですが、締める曲はやはり「A Horse With No Name」なんですね。
何にしても素晴らしい一日でした。
Yeye / 朝を開けだして、夜をとじるまで
- アーティスト: YeYe
- 出版社/メーカー: キャプテンハウス
- 発売日: 2011/12/19
- メディア: CD
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そしてCDが到着。Youtubeで「morning」という曲を聴いてすぐにAmazonで購入しました。結果として10日ほど待たされることになりましたが。最初に聴いたのが昼間だったら、タワレコにでも買いに行ったのですけどねぇ。
「であう、わかれる」なんかはかなり空気公団っぽいですが、全体的に透明感のある歌声が心地よい感じです。Weezerの「Buddy Holly」のカバーは、すっかりクレプスキュールっぽい佇まいで、これがなかなかの名カバーです。
でもなんといっても「morning」が最高でしょうか。ちょっと梅雨の嫌な気分を吹き飛ばしてくれるような爽やかさでいっぱいです。
追記:アルバムのリンクから辿って行くと既にめんちかつさん(id:nota10)が購入されていらっしゃるようで、本当にアンテナが広くて素晴らしいですね。私のアンテナが(特に最近)狭すぎるだけかもしれませんが。
祖母の死
一ヶ月ほど前に母方の祖母が亡くなった。一つの時代が終わったという気がする。自分の中で。
私は何の宗教の信仰もないし、そもそも死後の世界や魂の存在も信じていないので、葬儀には出ずに東京に戻ることにした。葬儀はほとんど家族葬に近いかたちで、親族と、どうしても参加したいという人だけで行ったという。
信仰は人それぞれだから、葬儀に参加したいという人がいるのも理解するので、それはそれで良かったのだと思う。私としては、死んでから百のことをしてあげるよりも、生きているうちに一でも良いから何かをしてあげたいという考えなので、亡くなる一ヶ月ほど前、まだ意識のはっきりとしている時に顔を見せてあげられたことで満足という気持ちもある。
祖母の生前からの希望で、祭壇には遺影は飾られていなかった。そもそも写真に映ることもあまり好まない、シャイな人であった。
「棺の蓋を開けられて、顔を見られるのは、きっと祖母にとって本意ではないだろう」
というようなことを考えていたら、果たして生前は「棺にすぐに釘を打ってしまってあまり死に顔を人に見せないようにしてくれ」というようなことを話していたらしく、やはりなと思わず笑ってしまった。
祖父が亡くなったときは火葬の場にすら立ち会わなかったのだけど、今回は一応火葬にだけは立ち会うことにした。骨上げでは、「橋渡し」といいながら箸を使って骨を骨壷に運んでいく。火葬場のおじさんが、この骨はどこどこで…という風にいちいち説明してくれて、皆が神妙そうな面持ちでそれを聴いている。母親が私に向かって、私に骨を拾ってもらえて祖母も喜んでいるだろうと言ったが、私にはそうは思えなかった。祖母は、おそらく、スコップでも使ってさっさと骨壷に収められることを望んでいただろうと思う。少なくとも、皆が見ている前で骨を取り上げられて、「これが喉仏で…」みたいな説明をされるのは嫌だったろうなと考えつつ、これも儀式と思って黙って話を聞いた。
祖父が亡くなってからのこの6、7年は、特に足を悪くして施設にはいってからのここ数年は、本当にお迎えを待っているという感じだったので、悲しいとか寂しいとかいうよりも、お疲れ様と言いたいような、ちょっと安堵したような気もする。こうしてあと少しすると、今度は私の両親もそのような立場になり、その次は私ということになる。もちろんこればかりは順番通りとは行かない可能性もあるけれど、しかしこうしてみると人の一生というのもやはりあっという間に過ぎていくものなのだなあと感じたのでした。