眠いけれど
月曜から留守にするのでその準備におわれて眠れません。旅行中はダイアリーの名前を「A Trip in the Country」(Area Code 615/Trip in the Coun)にでもしようかと…。
ところで現在の演歌は演歌ではなくて艶歌であり、本来演歌とは自由民権運動のころに歌われた演説調の歌だとか。あ、試験が終わったご褒美に(自分に甘い)なぎらさんの『日本フォーク私的大全』という本を購入したら、それに書いてあったのです。それにしても、別にすべてに同意できたわけではないですが(なぎらさんのように当時リアルタイムで経験した人とぼくのように後発で聴いた人間との間で意見が変わるのは当然といえば当然かもしれません)本当に面白いです。高石ともや、岡林信康、五つの赤い風船、吉田拓郎など16人のフォークシンガー/グループを取り上げつつ、それを取り巻く日本のフォークシーンの様子を詳しく語ってくれています。ぼくが日本のフォークシンガーの中では(あるいは日本のすべてのミュージシャンの中でも)最も好きな中川五郎さんは一部で触れられているだけですが、それでも最も好きなグループである五つの赤い風船についても詳しく語られていて、なんだかうれしくなります。この本についてはまたそのうちに。
- 作者: なぎら健壱
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1999/01/01
- メディア: 文庫
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