赤い鳥 / SUPER BEST

ツインズ?スーパー・ベスト・オブ 赤い鳥

赤い鳥は1970年代に活動していたフォークグループ。音楽の教科書には絶対に載っている「翼をください」が特に知られているグループですね。

そういうこともあってか、なんとなく教科書的な合唱グループというイメージがあり今まで敬遠していたのですが、あらためて聴いてみると意外と良いんですね。合唱グループというよりも、ママス＆パパスなどを思わせるような混声コーラスグループといった印象で、特に「美しい星」などはその見事なコーラスに聴き惚れてしまいます。

カバー曲にも「The Same Old Feeling」（昔はあまり好きな曲ではなかったのですが、最近はかなりお気に入りです）や「Do You Know The Way To San Jose」など趣味の良い曲が選ばれていて、ようやく赤い鳥の魅力に気付いてきたように思います。なんというかフォークという視点から見るとあれっと肩すかしをくらう部分もあるのですが、ポップスだと考えると案外すんなりと入ってきます。

ちなみに今アマゾンをのぞいてみると、コンプリート・コレクションというのが出ていて、12枚組で15,000円。これは絶対お得ですよね（俗っぽいのでこの手のコンプリートものには弱い性格なんです。あと、1度に手にはいるって楽ですし）。しばらく買おうか買うまいか悩んでみることにします。