図書館へ
図書館には時々足を運んでいるのですが、今日は初めて利用者カードを作り、本とCDを借りてきました。
- 『明治・大正 恋し懐かし はやり唄(下)』
- 『中部・近畿の民謡』
- 『特選 米朝落語全集2』
- 『日本民衆歌謡史考』
- 『川端康成文学賞全作品Ⅰ(1974〜1986)』
最近久々にロシア民謡を聴いていたのですが、あらためて聴いてみるとロシア民謡(と一般に言われているもの)はどうも民謡というよりは西欧音楽(クラシック・教会音楽)をベースにしたポピュラー音楽という趣で、これはどういうわけなんだろうなあと思ってロシア民謡について書かれた本を探したものの見つからず。
ロシア民謡に初めて興味を持ったのは高校生の時で、きっかけはThe Seekersというフォークグループ(と言って良いのか…)です。彼らは「ステンカ・ラージン」をアレンジした「The Carnival Is Over」などいくつかのロシア音楽を取り上げていて、ぼくは当初それがThe Seekersのオリジナルだと思っていたのですが、これは絶対にロシア民謡だと言われて初めてそれがロシア音楽をアレンジしたものだということに気がつきました。それで家にロシアのフォークソングというLPが置いてあったので、時たま聴いていたという…。日本では左翼運動、学生運動との関連で紹介されたようなところもあるので(うたごえ運動とか)、50代、40代の人は驚くほどロシア民謡に詳しかったりします。「ステンカ・ラージン」はもちろん、「行商人」のように誰しも一度は耳にしたことがあるような素敵な曲があるので、機会があればぜひどうぞ。
あと、明治・大正の音楽については、以前セレクトでご一緒させていただいたタツヤさんの影響が大きいです。タツヤさんに教えていただいたソウル・フラワー・モノノケ・サミットに夢中になってしまって。民謡はふと「串本節」が聴きたくなったので借りました。