小沢健二 / Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学

Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学

Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学

買ってきました。ディスクユニオンで査定を待つ間、渡すものがあって少し会う約束をしていた友人とスタバでコーヒーを飲んでいたらつい盛り上がってしまって、楽しいんだか早く帰りたいんだかよく分からない状況に。

それでアルバム。『Eclectic』が好きな人なら、そしてヴォーカルレスに抵抗のない人なら、きっと好きになると思います。でもそれは『Eclectic』から変わっていないということではありません。『Life』から『球体の奏でる音楽』に至るぐらいの変化はしています。前作の雰囲気を引き継ぎながら軸となる音楽をずらすというところは、『球体』も同じようなものですからね。(これは誉めているのかそうでないのか…)

意外というか少し安心したのは、声がなくても小沢健二の音楽を聴く歓びは他と比較しても弱まることはなく、詞がないことを補っても余りあるほどに音が雄弁に(雄弁というのは違うかもしれませんが)語り、鮮やかなイメージを呼び起こすこと。そして何より、これを聴くぼくは今確かに幸せなので、やっぱりいいアルバムなのだと思います。何言ってんだこの小沢信者と言われるとまあ確かにそうかもしれないですが、ちょっとその辺はよく分かりません。

あとは何かな。シンプルなつくり。紙ジャケというかエコパックというか、まあこういうアルバム名になるのも分かります。これだけ潔いと楽しいですよね。とまあどこまでも前向きですが。

ということでもう少し聴きこんでから、きちんとした感想を書いてみようかなと思っています。