スクール・メイツ + ジミー竹内 = モンキーズ

スクール・メイツ + ジミー竹内 = モンキーズ +

スクール・メイツ + ジミー竹内 = モンキーズ +

だめなんですよ。モンキーズに関係しているものは買わずにはいられないというこの性格、どうにかならないものでしょうか。モンキーズってビートルズよりいいよね、とか臆面もなく言ってた時期もあるのです。恥ずかし。でも今も心のベストテン第一位はモンキーズですけどね(古い…モンキーズじゃなく心のベストテンが)。ただ、こういう性格だからこそ知った音楽もたくさんあって、フリッパーズ某とかスパイラル・ライフ(「Game Over」)とか、この辺りはモンキーズ様々って感じです。ところで、はてなキーワードに未だモンキーズが登録されていないのですが、誰か登録してくれないかずっと待ち続けています(他力本願…とか言うと本願寺の人に怒られますが)。

この『スクール・メイツ + ジミー竹内 = モンキーズ』は、スクールメイツがジャズドラマーであるジミー竹内と組んで、モンキーズの楽曲を日本語でカバーしたアルバム。CD化に際していくつかボーナストラックが付きました。1969年発表。

スクールメイツというとぼくは嘉門達夫ですかぐらいの印象しかありませんが、コーラスグループ?*1こういうシングアウトものが当時どの程度人気があったのかというのは、『モンド・ミュージック』にて取り上げられていた気がしますが、段ボール箱をひっくり返してその本を探す余裕がないので省略。

肝心の音楽はというと、これがなかなか楽しめます。「スクール・メイツのテーマ(モンキーズのテーマ)」は男性ボーカルに女性のパパヤコーラスが絡むグルーヴィーな出来映え。同じく男性ボーカルと女性コーラスの対比が素敵で、ひどくエキゾチックな「オルターネイト・タイトル」など、昭和のスキャット歌謡などが好きな人(沢田駿吾…というか伊集加代子さんとか)はかなり好きなのではないかと。ジミー竹内さんのドラムもクールで、モンキーズを知らない人でも普通に楽しめます。

※ボーナストラックの「若いってすばらしい」とかも、「青春歌年鑑」なんかに入ってそうで素敵。とか書いてたら、無性に倍賞千恵子とか聴きたくなってきたのでした。

*1:この認識が正しくなさそうということは、スクールメイツのキーワード参照。