レコードセール

そういえば、近所のダイエー内の小洒落た雑貨屋の一角で、なぜかレコード全品300円のセールをやってました。なぜレコード、なぜ300円、なぜこんな場所で、なぜ、なぜ。

小綺麗な店内の一角でのことなので、みんな恥ずかしいのか近寄っていません。ぼくは勇気を出して近付く。予想通りというか、クズレコード(ごめんなさい)が山積み。枚数で言えば数千枚は置かれていた気がしますが、お宝探しどころじゃないです。今さら、カルチャークラブやカーズやデヴィッド・ボウイのLP(しかも国内盤)を誰が欲しがるんですか?CDならまだしも、LPは処分に困っちゃいますよ。しかもバリー・マニロウのLPが100枚近くとか、訳が分かりません。ぼくが漁りだして10分ほどすると、おじさんたちが集まってきました。あなたたち、先陣を切ったぼくに感謝してくださいよ。

後方からきこえる中学生(ぐらい)の会話
(後方にはSUMIYAというCDショップがあるのです)
「お前(レコード)買って来いよ」
「えー、レコードなんて聴くやついるかよ」

こういう言葉を聞き流せるほど、ぼくはタフではないのです。西新宿とかなら、レコード買っても当たり前なのに。

唯一掘り出し物だあ、と思ったのは、ピーター・ポール&マリーのマリーさんのソロアルバム(もう持ってますけど)。これが300円かあと思いレコードを引き抜いた瞬間、ジャケットの半分をコーヒーで汚したような大きなシミが…。いりません、いりません…。

ジョン・デンバーとかアンディ・ウィリアムスとかジャニス・イアンとか、CDだったら買うんだけどな、なアイテムばかり。何も買わないのも悔しいので、結局無名グループがサイモン&ガーファンクルの楽曲をカバーしたレコードを1枚取り出して購入してきました。1974年と比較的古い録音で、そこそこオリジナルに忠実なアレンジなので300円なら許容範囲という出来でした。

ちなみにその雑貨屋に、「今だけ980円」と書かれたDVDコーナーが。いまいち興味の持てないタイトルばかりでしたが、一つだけ売り切れているタイトルがあります。何かと思ったら、『サウンド・オブ・ミュージック』。『サウンド・オブ・ミュージック』が980円なら、ぼくも買ってたのですが…。

サウンド・オブ・ミュージック [DVD]

サウンド・オブ・ミュージック [DVD]

結局アマゾンで探し出して注文しました。DVDってやけに安く売られてますけど、元は取れているのでしょうかねぇ。ついでに、『ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX』も注文。そろそろ浪費をやめないと、本気で夏に旅行に行けなくなりそうです…。