Dreamland / BENNIE K
- アーティスト: BENNIE K
- 出版社/メーカー: フォーライフ ミュージックエンタテイメント
- 発売日: 2005/06/08
- メディア: CD
- クリック: 16回
- この商品を含むブログ (140件) を見る
ランキングを見ても聴いてみたいのは上戸彩ぐらいだなあと思っていたのですが、注目のポップなヒップホップ・デュオというのでちょっと気になって聴いてみました。BENNIE Kはyukiとcicoの二人組み。yukiがメロディー部分を、cicoがラップ部分を担当しているのですね。女性二人組というのでハルカリとかが頭に浮かんだのですが、そういうのではなくもうちょっと実力派という感じ。あ、実力派というのはハルカリが実力がないとかそういうことではなく(ハルカリは大好きです)本格派というか何と言えばいいのか。
この曲はコカコーラのCMソングだったので、たぶんテレビを見ている人なら一度や二度は聴いたことがあるはずです。アッパーで爽やかなメロディーは一度聴くとなかなか耳から離れません。コカコーラのCMというと、ぼくは「Things go better with Coca Cola, Things go better with Coke!」のフレーズでおなじみの曲を思い出します。とにかくコカコーラのCMはポップで人気が高く、歴代のCMソングを集めたコンピレーションCDも出ているぐらいなのですが(あ、アメリカの場合で日本はどうだか知りません)、彼女たちの曲はそうした歴代の素敵なCMソングにひけを取らないほどポップな出来です。そういえばホフディランもコカコーラ(ライト)で軽くブレイクしたんでしたっけ。
なんだかどんどん関係のない方向へ。ヒップホップというよりはガールロックの範疇に入りそうなこの曲ですが、だからといってラップが弱いかというとそういうこともありません。女性のわりに太く力強いcicoのラップがyukiのヴォーカルを受け止めるからこそ、曲にまとまりというか一体感が生まれているのだと思います。特に後半、次第にのってくるcicoのラップはかっこいいです。まあラップに抵抗がある人はぼくの周りを見回しても結構いるので、CMで知ってこの曲を聴いてみた人の中には肩すかしを食らった気分になる人もいるかもしれませんが。この夏の定番ソングになりそうな勢いですね。