駅前で夜明かしするために買った本一覧

人気のない駅でなら駅寝出来るのですが、ここで眠ると周辺の人に迷惑をかける(というか家の近くで見知らぬ人間が野宿していたら不審・不安に思うはず)という場所では眠れないので、コンビニのそばや人気のない場所にある街灯の下に腰掛けて、本を読んで眠らずに夜明かしをすることが多々ありました。そんな時に読んだ本一覧。時系列ではなく手当たり次第に列挙しています。

二ノ宮知子のだめカンタービレ1-12巻」
ぼくはこういうのを一気に買い集める方なので、思わずすべて購入。人気あるんですね。今日からさっそくクラシックでも聴こうっと(ミーハーです)。
二ノ宮知子「ファミリー・カンパニー1-2巻」
南部縦貫鉄道を見に行った青森県上北町で、電車の待ち時間をどうにかしようと書店に入り「のだめ」を購入しようとしたのですが、そこの店員さんが気さくな人でこれも人気がありますよとおすすめしてくれたので思わず購入。なんだかこういうアドバイスは嬉しいですね。
恩田陸六番目の小夜子
上記上北町の書店で購入。
赤川次郎三毛猫ホームズの仮面劇場」
根室に夜中に到着し、無謀にも納沙布岬まで走っていこうと計画し(というのも始発で根室を離れる必要があったので、夜スタートして朝までに戻ってこようと…)、結局途中で挫折し(道が暗くて熊が出たらどうしようとか考えると怖くなった)、引き返す途中のコンビニで購入。赤川次郎は6,7年ぶりに買った気がします。根室ナントカ高校前のバス停ベンチで読みました。
吉本隆明吉本隆明対談選」
神奈川に帰る途中の列車で読みました。江藤淳との対談が興味深いです。
柴田翔「鳥の影」
仙台で牛タン屋を探す途中で見つけたブックオフで、100円。結局牛タンを食べられなかったぼくは負け組です。冬に行きます。
京極夏彦狂骨の夢保坂和志「もう一つの季節」「猫に時間の流れる吉本隆明大塚英志「だいたいで、いいじゃない」
上のブックオフで4冊1000円。京極夏彦は友人に借りて読んでいた本でした。保坂和志という人はhttp://www.hatena.ne.jp/1108546566で薦められていた「季節の記憶」が良かったので。「プレーン・ソング」は旅行前、バイト中に読みました。この二作品はどちらも猫が出てくる話。ただ、ちょっと続けて読むにはこの文体はちょっとまったりしすぎですね。「もう一つの季節」は「季節の記憶」の続編で、面白いは面白いですがちょっとゆるすぎる気も。「季節の記憶」はその辺のバランスがあまりにも絶妙だったのでそう感じるのかもしれません。「だいたいで、いいじゃない」の対談は昔何かで読んだ記憶が…。電車の乗り換え時刻が迫っていたので、「もう一つの季節」以外の三冊はあわてて選んだため(4冊1000円セール中)微妙な感じになってしまいました。
宮脇俊三「日本探見二泊三日」
お約束。廃線跡のシリーズ、世界の紀行文もいいですが、筆致の軽やかさ、ユーモアなどを考えるとこの本が一番うまくまとまっている気がします。この本の最後で取り上げられたちほく高原鉄道はもうすぐ廃止されてしまいます。線路脇に立派な道路が並走していたので、みんな列車より車を使うのでしょうねぇ。
島田雅彦「優しいサヨクのための嬉遊曲」
釧路駅にてカモメ(?)の鳴き声におびえつつ読書。真夜中、ビルの上から聞こえてくる鳥の鳴き声は本当に不気味です。
菊池寛作品集
100円ショップ・ダイソーで100円。青空文庫のテキストを使っているんでしたっけ。北海道のどこかのダイソーで。それよりも、200円で売ってるCDの方がすごかったです。カントリーだとリン・アンダーソングレン・キャンベルなどのポップカントリーから古典のオムニバスまで、ソウルものはフォー・トップスやらなにやら(ソウルは詳しくないので名前を忘れました)、あとロック、ポップスの古めの歌手のCDが200円。著作権はどうしたって感じですが、まあ韓国製なのでその辺は…音質もまあ良くないのでしょうけれど。思わずリン・アンダーソン(JDサウザーの「不誠実な愛」の名カバーまで収録されていました!この曲大好きなのです。)など数枚のCDを購入。ゆうパックで郵送したのですが、郵便局に不在届けを出しているためまだ荷物が届いていません。ということで内容については語れないのですが、200円はいいですねぇ。音楽を浪費していると怒られそうですが。

などなど。他にもあったかもしれませんが…。