ルバイヤート

朝はいつも早めに家を出て、各駅停車に乗ってゆっくり本を読みながら新宿に向かいます。それでも新宿にはちょっと早く着きすぎるので、紀伊國屋に15分ほど立ち寄るのが日課になってしまったのですが、今日はふと文庫のところではなくて1階の単行本コーナーをチェックしていたら、新しく「ルバイヤート」の訳本が出ていました。

ルバイヤート

ルバイヤート

翻訳は竹友藻風。原典訳ではなく、フィツジェラルドの英訳本を訳したもの。フィツジェラルドの訳詩と対照しつつ読める(これは森亮版でもそうでしたが)のが良い感じでした。あと、ロナルド・バルフォアの挿絵も、はっと気をひくにも関わらず目立ちすぎて肝心の詩を損なってしまうようなこともなくて、画集としても高く評価できるものでした。

しかし今月はカードの支払いがまずいことになっているのでとりあえず購入は先延ばし。来月には買います。