Triceratops / The Great Skeleton's Music Guide Book

THE GREAT SKELETON’S MUSIC GUIDE BOOK

THE GREAT SKELETON’S MUSIC GUIDE BOOK

「Going To The Moon」でトライセラトップスがブレイクしてから、ぼくは一気にトライセラを消費してしまったような気がします。それまで大好きだったバンドなのに、あの曲のヒット以降ほとんど追いかける気がしなくなったのです。「Going To The Moon」も、その曲が収録されたアルバム『A FILM ABOUT THE BLUES』も好きでよく聴きましたし、それまでトライセラのことを話しても「誰それ?」という反応しか返さなかった友人たちもいろいろ反応してくれるようになって、嬉しかった記憶はあるのですが…。エレカシの場合も同じで、エレカシが「今宵の月のように」をヒットさせてメディアに露出するようになってからというもの、不思議と追いかける気力がなくなってしまいました。別にマイナーな音楽が好きというわけではなくて、音楽さえよければ流行していようがいまいが関係なく聴くのですが、でもまあトライセラエレカシはそうした時にあっという間に消費してしまったような印象があります。最近はくるりがこの仲間に入りつつあるのが自分でも怖いです…。

そんなトライセラを初めて聴いたのは『THE GREAT SKELETON’S MUSIC GUIDE BOOK』というアルバムで、「Fever」や「Short Hair」といった曲の少し哀愁混じりのギターロックに夢中になりました。今聴いてもまだまだ新鮮ですね。

(書いてる途中に武部行正のアルバムを落札したので、嬉しくて途中から文章が適当に…)