ぱぱぼっくす / 花降る午後

花降る午後

花降る午後

ぱぱぼっくすを知ったのは「ソー・ファー・ソングス」というコンピレーションでのことで、このコンピレーションを購入したのは朝生愛さんが参加していたから。朝生さんの音楽を聴きはじめたきっかけは、ゆらゆら帝国の関係者が参加していたということもありますが、それよりもJoe & Bingというアメリカのマイナーなフォーク・デュオの「Daybreak(Walking Out On Yesterday)」という曲をカバーしているから(でもライブだけ。ライブに行きたい)。そのJoe & Bingを聴くきっかけはきよさん(id:addsomemusic)。そうしたプロセスのどれかでも欠けていたらぱぱぼっくすにはたどりつかなかったわけで、なんだか運命的なものを感じます。(なんていうのはもちろん冗談で、そもそも出会いなんてたいていそういうものですよね)

スピッツのように眩いギターがとても印象的ですが、スピッツのようにギターポップな雰囲気はほとんどなくて、マイルドで穏やかなポップスになっているのもどこか時代を映しているように思えます。高田漣さんのペダル・スティールもいぶし銀の素敵な演奏。