近況でもないですが

前回日記を書いたのが2ヶ月前だということに気づいても全然実感がありません。ということは、この2ヶ月間、ほとんど西岡恭蔵とザ・ディランⅡだけを繰り返し聴き続けていたと言うことになります。

http://www.youtube.com/watch?v=09mHOOKxGic

最近YouTubeに「アラブ」という曲を歌う西岡恭蔵さんの映像があげられていました。時代からするとイラン・イラク戦争を意識して歌ったものなのでしょうが、歌詞に注意を向けるまでは何というか旅愁の色濃い歌だなあと感じていました。

そうそう、ソロ中期から後期にかけての西岡さんの一つの魅力というのは旅愁・客愁といったものだと考えていて、もちろん愁いばかりではないですが、聴いているうちに旅というものへの誘惑に抗えなくなってゆく自分に気付きます。

ところで西岡さんのソロ第1作と第2作はボックスセットという形で廉価で手に入ります。ファーストはモノクロームが似合う硬質の骨っぽいフォークで、セカンドはもう少し色彩豊かで開放感のある西岡ワールド。朝から電車で「パラソルさして」などを聴いていると、会社のある駅では降りずにそのままどこかへ行ってしまいたくなります。