秋の朝
出かけようとしてドアを開けるとやたらと肌寒い…そういえばこんな日が数週間前に一度あった気がしますが、ここ数日の空気は明らかに秋のそれです。
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みんな秋が好きなのです。
秋は夕暮といいますが秋の朝というのも捨てがたいもので、ひやりとした空気にふれると一瞬自分の過去が目の前を過ぎるような気がして立ちすくんでしまいます。あの時ああだった、あの時楽しかったみたいな思いが次々と現れてくるので、立ちすくむというのは喪失感のような感情によるところが大きいのですが、それでも秋が好きだというのは何というセンチメンタリズムとナルシシズムでありましょうか。
そうこうしつつ秋の肌寒さを感じながら聴きたい曲を集めてプレイリストを作って聴いています。前に秋のなごみセレクトで秋をテーマに曲を選んだりしましたが、もう少し意図して感傷的なものになっています。
- Jo Mama - Sailing
- Suzanne Vega - Gypsy
- Michael Johnson - Cain's Blood
- The Loose Brothers - Platte River Song
- David Blue - Looking For A Friend
- The Mamas & The Papas - Step Out
- Sammy Walker - Blue Ridge Mountain Skyline
- Peter Gallway - Harmony Grits
- Arlo Guthrie - Highway In The Wind
- Michael Nesmith - Prairie Lullaby
Jo Mamaの「Sailing」はもう秋のために生まれた曲ではないかというぐらいいい雰囲気です。そしてマイケル・ネスミスというといつも『Pretty Much...』を選んでしまうのです。
ところで本日ソウル・フラワー・ユニオンの新譜を買いに行ったらyes, mama ok?のコロムビア時代のコンプリート音源集が出ていたので、コロムビア時代のアルバムは全部持っていますが手に取ってみているうちに欲しくなって購入しました。しかし今週いちばんの楽しみは、なんといってもSammy Walkerの新譜です。明日以降じっくり聴きたいと思います。