20世紀フォックス70周年大創業祭

http://www.foxjapan.com/dvd-video/1990for2/index_frames.html

ワイルド・パーティー [DVD]

ワイルド・パーティー [DVD]

期間限定で、2枚購入すると1990円(1枚1780円)なので、映画も好きな人はぜひ。えと僕はワイルド・パーティー [DVD]哀愁の花びら [DVD]を買います。カジノ・ロワイヤル [DVD]も欲しいんだけど、あと1枚何を買えばよいか分からないので保留。『哀愁の花びら』も『ワイルド・パーティー』も録画ビデオは持ってるんだけど。ヒッピーな時代のサイケデリックな文化に興味のある方は楽しめるのではないかと。『哀愁の花びら』はシャロン・テート主演、『ワイルド・パーティー』はそのシャロン・テート殺人事件を題材にしたもので、ラス・メイヤー監督お得意の豊満な女性も多数登場、ストロベリー・アラーム・クロックも地味に登場、音楽はステュ・フィリップスとまあ、もう。

あと、廉価版にはついていませんが、『ワイルド・パーティー』については、はてなダイアリーでもおなじみの町山さんが素敵なレビューを書かれていて、フォックスの公式サイトで読むことが出来ます。

影響力も大きい。たとえば『ファイト・クラブ』で口に突っ込んだ拳銃、『キル・ビル』で頭に突きつけた拳銃で映画が始まるのは、『ワイルド・パーティー』の引用だ。タランティーノは自由に時間軸を入れ替える構成はラス・メイヤーから学んだと言っている。

陳腐なはずのストーリーも実はそうでもなかった。1978年、メイヤーとエバートはセックス・ピストルズの映画“Who Killed a Bambi”を作って欲しいとジョン・ライドンから指名された。「なぜ?」エバートが聞くとライドンは答えた。「『ワイルド・パーティー』がリアルだったからさ。あれはまったくオレたちそのものだ。」その直後ピストルズシド・ビシャスが恋人を刺し殺し、自分もドラッグで死に、映画は立ち消えになった。

http://www.foxjapan.com/dvd-video/wildparty/review1.html

気になる方はアマゾンかお近くのお店へどうぞ。

※どういう人におすすめかというと、『オースティンパワーズ』みたいな空気が好きで*1なおかつカルト映画を許容できる人、かな。

*1:でもギャグ連発の、ああいうノリではない。