ネオメロドラマティック c/w ROLL / ポルノグラフィティ

意外と賛否両論の「ネオメロドラマティック」。短い節の中に言葉を多めにつめこむ饒舌さが歯切れの良さにつながるという、なんとも彼ららしいテンポの良いロック・チューンに仕上がっています。「アゲハ蝶」辺りから表面に出てきたラテン的な熱いノリも相変わらずで、盛り上がりという点では文句なし。

最初に聴いた時は「アポロ」(この頃が今でも一番好きかも。「ヒトリノ夜」とか)の頃の路線に戻ったのかなとも思いましたが、ただどこか物足りなさも残ります。もう少し聴いてみないと何とも言えないのですが、ノリの良さにこだわりすぎて捻りが足りないのではないか、というのが一つあります。ちょっとまとも過ぎるのと、B'zとちょっと被ってきているのではないかなというのと。もちろん、この曲も悪くはないのですが。