あの、たまにですね

キーワード登録されている有名人の名前を並べて、そのキーワードをたどって何人来るかとかいう調査(?)をやっていたりする人がいるのですが、あれを見てしまった時って結構がっくりきます。なんかもう、がっくりと。

阿修羅ガール (新潮文庫)

阿修羅ガール (新潮文庫)

そういえば舞城王太郎の『阿修羅ガール』を読みました。この間妹が入院した時に、ずっと病室のベッドの上というのも退屈だろうなと思って話題の新刊を適当に購入していったのですが、病院に戻る途中に軽く読んでみると『阿修羅ガール』はいきなりアレな入り方で、ちょっと渡すのも躊躇われて結局自分用に持ち帰ったのでした。文章が劇画チックというか読みやすいですね。三章に別れているうちの最終章はちょっと大急ぎでまとめたような雑さが目につきましたが、恋愛ありホラーあり思春期哲学ありでなかなか面白かったです。