小峰元『ソクラテス最期の弁明』

ソクラテス最期の弁明 (講談社文庫 こ 1-3)

ソクラテス最期の弁明 (講談社文庫 こ 1-3)

ブックオフで久々に彼の名前を見かけたので購入。中学生で初めて『アルキメデスは手を汚さない』を読んだときには、時代はずいぶんと移り変わってはいてもやはり面白く、身近に感じることも出来たのですが、今回はそろそろ高校生の青春群像は楽しめない年代になってきたな(なってきたじゃなくてもうとっくになっているのですが…厚かましいにもほどがありますね)という悲しい事実を噛みしめながら読みました。涙の味しかしませんでした。

基本的には『アルキメデス』を希釈したような内容、ということで。