これはペンです作者: 円城塔出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/09/30メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 106回この商品を含むブログ (68件) を見るこの作品ではなく、次の「道化師の蝶」が芥川賞をとった時の選評で、半数近くの選考委員が「よく分から…

紀州 木の国・根の国物語 (角川文庫)作者: 中上健次出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2009/01/11メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 24回この商品を含むブログ (23件) を見る先日、祖母が急遽入院したというので、会社を早退して空路和歌山へ戻りました。和…

大森荘蔵セレクション (平凡社ライブラリー)作者: 大森荘蔵,飯田隆,丹治信春,野家啓一,野矢茂樹出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2011/11/10メディア: ハードカバー クリック: 29回この商品を含むブログ (9件) を見るこの間ジュンク堂に行った時に購入したも…

自由と行為の哲学 (現代哲学への招待Anthology)作者: P.F.ストローソン,ピーター・ヴァンインワーゲン,ドナルドデイヴィドソン,マイケルブラットマン,G.E.M.アンスコム,ハリー・G.フランクファート,門脇俊介,野矢茂樹,P.F. Strawson,G.E.M. Anscombe,Harry G…

わたくし率 イン 歯ー、または世界 (講談社文庫)作者: 川上未映子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/07/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (42件) を見る人間の脳から「私」という意識が生まれるということや、「私」がその…

大いなる日・司令の休暇 (講談社文芸文庫)作者: 阿部昭出版社/メーカー: 講談社発売日: 1990/05/02メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (4件) を見る先月は、引越しや退職の準備をしながら、４年ぶりぐらいで阿部昭の文章を読んでいました。（…

埴谷雄高政治論集 埴谷雄高評論選書 1 (講談社文芸文庫)作者: 埴谷雄高出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/02/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (12件) を見る『思想論集』や『文学論集』に比べると読み返す回数は少ないので…

稲垣足穂コレクション (7) ライト兄弟に始まる (ちくま文庫)作者: 稲垣足穂,萩原幸子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/07/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る鳥のように自由になりたい、というのはぼくの好きな歌のフレーズにもあり、…

君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫)作者: 津村記久子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/05/11メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 49回この商品を含むブログ (53件) を見る最近読んだ本では津村記久子さんの『君は永遠にそいつらより若い』が良く…

ディスク・ガイド・シリーズ フォーク・ミュージックU.S.A. (ディスク・ガイド・シリーズ NO. 32) (THE DIG PRESENTS DISC GUIDE SERIES)作者: 鈴木カツ出版社/メーカー: シンコーミュージック発売日: 2007/09/28メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回こ…

78(ナナハチ)作者: 吉田篤弘出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/12メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (38件) を見る1分間に78回転の速度で廻るSPレコードを中心としたお話。様々な人々（やSPレコード）の視点から、さりげない生活や記憶…

パンとワインを巡り 神話が巡る―古代地中海文化の血と肉 (中公新書)作者: 臼井隆一郎出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1995/10メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見る食というのはいつの時代においても身近にあり、だから食の歴…

ギリシア案内記〈上〉 (岩波文庫)作者: パウサニアス,馬場恵二出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1991/12/16メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見るなんだか最近またギリシアやローマに関連した本をいろいろと読み返しています。今週はパウサニア…

カンバセイション・ピース (新潮文庫)作者: 保坂和志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/03/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 63回この商品を含むブログ (142件) を見る初夏の頃に購入して以来何度も読み、何冊か買っては周りの人にも読ませた作品。作…

稲垣足穂コレクション〈8〉弥勒 (ちくま文庫)作者: 稲垣足穂,萩原幸子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/08/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見るちくま文庫の稲垣足穂コレクションをようやく読破。特に好きなの…

アメリカの鱒釣り (新潮文庫)作者: リチャードブローティガン,Richard Brautigan,藤本和子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/07/28メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 45回この商品を含むブログ (137件) を見るブローティガンも、訳者の藤本和子さんも本…

カンバセイション・ピース (新潮文庫)作者: 保坂和志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/03/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 63回この商品を含むブログ (142件) を見る

リレキショ (河出文庫)作者: 中村航出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/10/05メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 27回この商品を含むブログ (76件) を見る

愛の生活・森のメリュジーヌ (講談社文芸文庫)作者: 金井美恵子,芳川泰久出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/08/08メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 13回この商品を含むブログ (46件) を見る

キッズ アー オールライト (河出文庫)作者: 岡田智彦出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/03/04メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る勢いのある文章も、一種異様な状況をさっと描ききったセンスもエネルギーも素晴らしいと思います。ただ…

イッツ・オンリー・トーク (文春文庫)作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/05/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 34回この商品を含むブログ (177件) を見る文庫が出たので読んでみました。感想でも書こうかなと思ったら、文庫本を営業バ…

算数・数学が得意になる本 (講談社現代新書)作者: 芳沢光雄出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/05/19メディア: 新書購入: 7人 クリック: 46回この商品を含むブログ (44件) を見る数学というとこれはもう苦手という意識ばかりがあって、暗算は得意だったの…

味に想う (中公文庫)作者: 角田房子出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1993/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る旅が料理を語り、料理が旅を語るエッセイ。こういうエッセイは普段あまり興味が湧かないのですが、この本はちらっと眺めたと…

世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて (岩波新書)作者: 柄谷行人出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/04/20メディア: 新書購入: 2人 クリック: 76回この商品を含むブログ (142件) を見る著者初の新書。そういえば岩波新書って少し模様替えしたので…

クマのプーさんの哲学 (河出文庫)作者: J・T・ウィリアムズ,小田島雄志,小田島則子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/01/06メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る『クマのプーさんの哲学』というタイトルですがそう肩肘を…

生きるのが困難な人々へ 孤独について (文春新書)作者: 中島義道出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1998/10/22メディア: 新書購入: 4人 クリック: 42回この商品を含むブログ (63件) を見るぼくは中島義道という人の考え方は嫌いではないのですが、なんとなく…

新版 クラウド・コレクター (ちくま文庫)作者: クラフト・エヴィング商會出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2004/04/08メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 36回この商品を含むブログ (59件) を見る本当に雲をつかむような話。素敵です。

批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書)作者: 廣野由美子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/03/01メディア: 新書購入: 12人 クリック: 124回この商品を含むブログ (96件) を見る関連本だと、大橋洋一の『現代批評理論のすべて』…

チョムスキー入門 生成文法の謎を解く (光文社新書)作者: 町田健出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/02/16メディア: 新書購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (37件) を見る大学に入学した頃のことを思い出します。ぼくは結局言語学は基礎的なと…

ピンク・バス (角川文庫)作者: 角田光代出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/06/01メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (57件) を見る角田光代さんの、特に初期の作品を読んでいると、読み進めるごとに倦怠と疲労が増していきます。それは…