ブライアン・ウィルソンの新作

http://www.brianwilson.com/

公式サイトで試聴できますが、一部声を出すのがつらそうな部分はあるものの全体的にはハーモニーも美しく上々の仕上がりです。今まで以上にブライアン以外のミュージシャンのコーラスが前面に出ているので、ずいぶんとすっきりした印象ですね。10月18日発売…

と思ったら、CDのタイトル横に見慣れない「Content/Copy-Protected CD」という文字が。CDの価格競争が激しいのに一方では違法コピーが横行しているというアメリカの事情はそれなりに分かりますが、でもこれはちょっと…。ちょっとぼくは買う気になれません。でもブライアンのせいじゃないし、いい仕事をしているしなあとちょっと悩んだりもします。

http://www.macdevcenter.com/pub/wlg/7922 よりこのコピーコントロール技術について。

amazonの説明:

このCDの複製は制限されており、互換性があると認められていない装置での再生及び複製は出来ません。Content/copy protected CDでは、対応しているプレーヤー/ポータブルプレーヤーで再生可能なWMA-DRM形式でのリッピングが認められており、さらに一定の条件に従えばCD-Rに複製することも出来ます。パソコンのCD-ROM、DVDプレーヤー、ゲーム機、カーステレオなどでは稀に再生できない場合があります。また、基本的にMP3など他の形式に変換することは出来ません。

カスタマーレビュー:

このCDはリッピング出来ません。Windowsの自動再生が始まると、このコピーコントロールCDを再生するために必要なドライバがいつの間にかインストールされます。そのせいで私のパソコンはドライバに“感染”してしまいました。もう少し調べてみたところ、SbcpHidと呼ばれるこの隠されたドライバのことが分かってきました。Windowsのデバイスマネージャでこのドライバを探して、停止してみてください。そうすればリッピングできます。

CDの前面にステッカーが貼ってありますが、それにしてもこれは卑怯です。ドライバには会社名や詳細の記載は一切無し。更新日も向こうで調整されているのでこれが今日インストールされたものなのかも分からない。これじゃあみんながパソコンから駆除しようとするスパイウェアと同じじゃないですか。