銀河ヒッチハイカーズガイド
- 作者: ダグラス・アダムス,安原和見
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/09/03
- メディア: 文庫
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映画が公開されたみたいですね。(amazonのリンクは原作の小説。今年新しい翻訳が出たみたいです)別のキーワードで他のダイアリーをのぞいていたら、いきなり「銀河ヒッチハイカーズガイド」というタイトルが出てきてびっくりしました。これは当初マイケル・ネスミスがプロデュースで関わる予定だったはずの映画。映画の脚本も作者とマイクが共同で書いていたような気がします。(その脚本は結局使われなかったのかもしれませんが…)
今回の映画化のきっかけは、確か原作者でモンティ・パイソンの脚本も手がけたダグラス・アダムスと映画分野に活動の場を移していたマイケル・ネスミスが知り合ったことにあります。1990年代前半〜半ばの話。で、マイケル・ネスミスが映画化の権利を買い取ったとぼくは記憶していたのですが、海外の情報をあさってみるとダグラスが莫大な費用をかけてコロムビアから権利を買い取ったとあります。いずれにしても資金繰りがうまくいかず、マイクはこのプロジェクトを去ります。しかしダグラスとの親交は変わらず、マイクが小説デビューを果たした際にはダグラスが推薦文を寄せていますし、マイクが去った後も脚本についてマイクにいろいろと相談を持ちかけていたようです。
結局次々とスタッフが代わり、公開予定が延び延びになり、ダグラスがこの世を去り、ようやくの映画公開。DVDが出たら買いたいです。(見に行かないのかよっ!!て話ですね)
その前に大絶賛されているこの本の新訳版を買いに行こうっと。
追記:マイク・ネスミスが今年4月に、ダグラスと彼の作品について語った文章がありました。最近はほとんどのインタビューを拒否しているマイクだけにこういうのは珍しいですね。