Eric Carmen / Winter Dreams

夢の面影

夢の面影

近所の図書館で見つけたエリック・カルメンエリック・カルメンを初めて聴いたのは中学生の時で、忘れもしない萩原健太さんのポップス・グラフィティでのこと。同じ日には確かThe Wilsonsのミニ特集もあって、その時流れたEric Carmenの「I Was Born To Love You」とThe Wilsonsの「Everything I Need」を繰り返し聴いたものです。Eric CarmenのいたThe Raspberriesもよく聴きましたが、そっちはもうほとんど忘れてしまいました。機会があれば聴き返してみたいのですが。

「I Was Born To Love You」というとFreddie Mercuryにも同じタイトルの曲がありますが(もちろんまったく別の曲です)、Eric Carmenのこの曲はFreddie Mercuryのように勢いのあるロックではなくて、後期のChicagoなどを思わせる美しいポップス。アルバムではThe Beach Boysの「Caroline No」やLeft Bankeの「Walk Away Renee」も取り上げられていて、その美しさに思わず涙しそうになります。