Roy Bookbinder / Travellin' Man
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休日はアコースティックなアルバムを聴いて眠ります。これはロイ・ブックバインダーのアコースティックアルバム。ブルースの名曲を時に軽やかに、時にしみじみと聴かせてくれます。ピッキングスタイルのアコースティックギターが本当にやさしく響きます。ピンク・アンダーソンのカバー「Travellin' Man」はスウィング感溢れるホーボーソング。同じ軽快なタイプの曲にはボー・カーターの「Biscuits」があって、詞も演奏もほのぼの感があります。「Cincinnati Flow Rag 2」のような、短い中に粋を詰め込んだラグタイム、レッドベリーも取り上げているトラディショナルブルースを、アコースティック感を残しつつ渋く歌い上げた「Delia」など聴きどころの多いアルバムですね。
追記：You Tubeに「Travellin' Man」の映像がありました。軽やかさが少し後退して渋みを増していますが、やっぱりいいですね。
