Barry Goldberg / Barry Goldberg

Barry Goldberg

Barry Goldberg

前から気になっていたアルバムがようやくCD化されたので、さっそく手に入れました。プロデュースにはボブ・ディランも関わっていたりするようです。マッスル・ショールズ録音というとごつい印象があってちょっと身構えてしまったりしますが、全体的にリラックスした雰囲気で聴きやすいですね。

ところで、ジェリー・ゴフィンと共作し、ロッド・スチュワートもカバーした「It's Not The Spotlight」ですが、この曲のメロディによく似たメロディを持つ曲をいくつか知っています。あまりにもそっくりなので、何かカントリーの古典で元になる曲があるのか、それともカントリーの基本的な進行を元に作るとこうなるのか、ぼくにはよく分からないのですが、いずれにしても琴線に触れるメロディであることに間違いありません。

ちなみに似ているのは

あと、YouTubeにはありませんが、麻田浩さん(SSWやルーツミュージック・ファンにはトムスキャビンの代表としておなじみかもしれませんが、ナッシュヴィル音の素敵なアルバムもあります。)の「昨日の様な出来事」も似たようなメロディです。この曲の入ったCDを手放してしまったので記憶が不確かなのですが、ライナーノートで麻田さんが「昨日の様な出来事」(だったかな?)のメロディとそっくりな曲がヒットしたけど盗作じゃないかみたいなことを書かれていた記憶があって(違ってたらごめんなさい)、そのときは、いやむしろこの曲はマイケル・ネスミスの「Propinquity」に似てるんじゃないかと思ったりしました。

似ている度合いでは少し劣りますが、Robert Lester Folsomの「Biding My Time」という曲も同タイプの曲で、ぼくはどうもこういう曲に惹かれるようです。