さすがに10月ともなると肌寒い日が増えますね。この季節になると待ち遠しくなるのは季節が冬へと移る日の朝です。秋と冬の間に境界となる一日があるなんていうのもちょっとおかしな話で、確かに春や夏や秋は毎年気がついたらその季節になっているのですが、冬だけは「今日から冬が始まった」と感じる日が毎年あります。そういう日というのはだいたい玄関のドアを開けた瞬間に「あっ」と気付くのですが、その時に部屋に流れ込んでくる空気と一緒に過去の記憶がフラッシュバックしてくるようで、それが楽しみでこの季節を心待ちにしています。その次の日からは、なんということのない冬の日が続くんですけどね。
