blue marble / ヴァレリー

ヴァレリー

ヴァレリー

縁あって、ショック太郎さん(id:bluemarble)に5曲入りのデモCDを聴かせていただいてから早くも5年近く経ち、ついにファーストアルバムが出ました。これだけのボリュームで聴くことができて嬉しいという気持ちと、おめでとうございますという気持ちと、ありがとうございますという気持ちがそれぞれ同じづつぐらいといったところです。昔書いた感想はid:colourless:20060321#p1にありますが、既に耳にしていた曲は音圧が高まり、ずいぶんクリアなものとなって色彩が増したように感じられますし、初めて聴く曲は「街を歩くソルジャー」や「パーティーの方程式」のようにポップなものから「降り続く雨はいつでも」のようにしっとりじっくり聴かせるものまで、どれも「音楽って素晴らしい!」と快哉を叫びたくなるものばかりです。「夜間遊泳」は本当にタイトルのイメージのままですね。

聴いていると感情が様々に揺さぶられる曲ばかり。この考えるよりもまず先に身体が動き心が動くというのがポップスの良いところではないかと思いますが、その意味では、このアルバムは最高のポップスを聴かせてくれるのではないかと思います。