北杜夫 『夜と霧の隅で』

夜と霧の隅で (新潮文庫)

夜と霧の隅で (新潮文庫)

表題作は戦時下のドイツにおける精神科医を描いた芥川賞受賞作品。こういうのはなんとコメントして良いのか分からないです。他にいくつかの短編が収められていますが、「岩尾根」の漠とした静かな不安感が好きでした。